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2010年10月07日
豪華客船クルーズでの旅はいかが?
「船旅」ブームが再び来始めている。船旅と聞くと、豪華客船での長期航海というイメージが強いが、国内クルーズもあれば1泊だけの気軽なものもあるのだ。07年から09年にかけて定年を迎えた団塊の世代の退職金市場は数十兆円とも言われ、潤沢な資金も流れ込んでいる。世界各地のクルーズを紹介するBS朝日の紀行番組「世界の船旅」(月曜午後9時)をもとに、船旅の魅力を探ってみた。
旅行代理店の棚の一角に並ぶクルーズ旅行のパンフレット。映画「タイタニック」を思い浮かべながら、「行ってみたいな~」と1度は思ったことがないだろうか。
国土交通省によると、昨年のクルーズ旅行利用者は総計約16万3000人で、内訳は海外クルーズの利用者が約7万8000人、国内クルーズは約8万5000人。リーマン・ショック後の景気低迷や新型インフルエンザが世界的に流行した影響で、09年は前年比マイナス14%となったが、03年以降、利用者は増え続けていた。今、再び回復の兆しだ。
参加の動機は「今まで仕事で多くの国に行ったが、妻にも見せてあげたい」「乗り継ぎのある飛行機は不安なので」などさまざまだ。
クルーズツアーの場合、(1)旅行代金には食事、宿泊費ほか船内でかかる基本的な費用は含まれている。船によってはアルコール代金まで含まれている場合もある。(2)各地に寄港するクルーズであれば、いちいち大きな荷物を持って下船する必要もない。荷物は船内に置いたまま、最小限の荷物だけでOKだ。(3)大型客船にはプールやエステ、ジム、ショップなどの施設もあれば、乗船時間を有意義に過ごすためのエンターテインメントも多数準備されている。(4)船内には医師もいるし健康管理にも配慮されている。船はほとんど揺れることもないという。電話もインターネットもつながり、不便を感じることはまずない。
団塊世代にも魅力は満載だ。
実際の船旅を描くテレビ番組も好調だ。BS朝日の「世界の船旅」は18日には、より身近な日本船籍の「『にっぽん丸』で巡る太平洋1周クルーズ」を取り上げる。「にっぽん丸」は現在日本で就航している客船の中で最も歴史が古い。昨年11月から4カ月に及ぶ大改装工事を行ったため、昨年のクルーズ船利用者減少の一因になったとも言われるほど人気の船だ。
同クルーズでは今年5月11日から7月1日までの51日間で、美しいサンゴ礁に囲まれた世界一早く朝日が昇る国・キリバス共和国やハワイ、アラスカなど太平洋沿岸の10の港に立ち寄った。同航路では日本出発後13日目に赤道を通過する。船内のモニターで現在位置の北緯が0度0分00秒に変わる瞬間など、陸上では不可能な貴重な体験だ。
参加者の60代女性は「料理がおいしかった。トマトだけでも10種類以上出てきて使い分けされてました。料理の勉強にもなりました」とにっぽん丸自慢の料理を絶賛している。別の60代女性は「氷河を眺めながら、ゴールデンゲートブリッジをくぐりながら、存分にデッキゴルフを楽しみました。次のにっぽん丸のロングクルーズも申し込みます。まず申し込んで、そこからコツコツ倹約する。それが楽しいんです」と再乗船を楽しみにしている。
リピーターが多いのもクルーズの特徴だ。1度参加するとその魅力にハマるらしい。仕事に打ち込んできたご主人も、奥さんとの関係修復に奮発してみては?【今西孝江】
2010年10月 7日| コメント( 0 )
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