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11/11/28
走る

河口湖マラソン詳報(1)/走る

 6時間3分13秒の完走で幕を閉じましたが、一夜明け、全身の筋肉痛に悲鳴を上げております。以前から予想しておりましたので、本日は仕事は休み。カッチコチの体を癒やしたいと思います。さて、今ブログの締めくくりです。河口湖マラソンの前日からお伝えします。ちなみに写真は浦部さんに一任してありますので、そちらの更新をお待ちください。

 26日(土)、午後2時すぎに27キロ(河口湖1周)部門に出場のI店長の家に集合しました。車で送ってもらうため、浦部さん、Bちゃんが合流。店長の友人を箱根でピックアップ後、ゼッケンをゲットしに受付に参りました。番号は「5508」。松井と仁志だな、なんて勝手に縁起のいい方に考える。レース前の「本当に走れるのか」という不安を蹴飛ばすには、こういうことを考えるモノです。その後、やはり河口湖1周を走る千葉ロッテ営業の梶原紀章氏と合流。浦部さん、梶原氏と3人、同じ部屋でのプチ合宿となりました。

 約3カ月前になりますかねえ。今マラソンのために宿を押さえようとしたところ、どこも満室なんですわ。ランナーのみなさん、もし来年の河口湖を走るお気持ちなら、お早めに予約しといた方がいいですよ。たまたま3カ月前に浦部さんが見つけてくれた宿があり、事なきを得ました。午後7時過ぎに到着後、すぐに夕食。勝手に「ほうとう鍋かな」と思っていたら、何とフレンチ。ビールと共においしくいただきました。フレンドリィーな宿の方に少し緊張が解けていきます。

 大浴場で汗を流した後、まだ10時半。ただ翌日は午前5時に起きなければならない。でも眠れないモノです。家から持参した芋焼酎をチビチビやりながら、床に就いたのが同11時半。深くは眠れなかったですね。時間軸がずれたのか、緊張か…。結局4時間ぐらいですか。それでも走らなければならない。午前5時半ごろ起床後、これまた持参したカステラとコンビニで買った納豆巻などを押し込み戦闘準備に入りました。この時、不安でいっぱいですが、仲間の存在とバカ話が少し楽にしてくれます。

 午前6時半、宿の車でスタート地点近くまで送ってもらいました。ただ交通規制もあり、近くまでといってもまだ3~4キロある。最低気温2度の寒さの中、徒歩で約30分。「いいアップだな」なんて話ながらですけど、本音は「もっと近くまでいけないもんかね」です。少しでも体力を温存したい初心者ランナーのわがままですな。汗が少し出る。ホント、アップになっちゃいました。

 スタート近くの大会本部にあいさつです。何せ日刊スポーツ主催ですから。先輩や上司から「今井、ホントに走るのか。大丈夫か」と今さらの声を浴びます。棄権できるならすぐにでも、の声をグッとこらえます。私も多くのアスリートを取材してきましたが、やる人と伝える人の温度差って、すごいのが分かります。やる人は、大変なんですっ。

 ストレッチなどの準備をしているうちに、ゲストのタレントの声がマイクを通して聞こえてきます。ノッチ、アントキノイノキ、さらにあの有森裕子さん…。そしてスターターの声は、あのサッカーなでしこジャパンの佐々木監督じゃないですか! 時の人の「ここはパワースポットです」のエールに、高揚感が増す。仲間との握手後、午前8時、スタートです。

 といっても1万3000人のランナーがいる。群集でじわじわとスタート地点に向かい、私がゲートをくぐったのは約10分後です。前を見れば見たことないほどの人の群れ。マラソンブームを肌で感じましたわ。寒さ対策に着込んだのは100円ショップで購入のレインコート。これ効きましたわ。例年より暖かかったとはいえ、5度ぐらいですから最初は寒い。汗が出てくるまで着て、後は係員に破棄をお願いしました。

 浦部さんと2キロ付近まで並走しました。ともに1年間戦ってきた同士です。どう考えても浦部さんの練習量をみるに、私は届かないのは分かっていましたが、最初だけは一緒に走りたかった。そして「それじゃ、また」と再会までの別れを告げました。あと40キロ、独りで戦わなければならない。希望なんて、その時点では全くない。あるわけないです、40キロ走るんですよ。「何でこんな企画、受けちゃったかな」と後悔しかありません。

 と、富士山が目に入ります。こんな、どデカい富士山を目の前にするのはいつ以来でしょう。この雄大な風景がなければ、結果的には完走はなかった。この先の「珍走」は、またの更新で。

[11/11/28]

今井貴久
今井貴久
NS2 | ツイッター
来年走る方、宿だけでなく、往復の電車バスも早めに押さえた方がいいですよ
浦部歩(うらべ・あゆみ)
 1964(昭39)8月7日生まれ。神奈川県出身。中学・高校時代は陸上部、大学では軟式野球同好会に所属。88年日刊スポーツ新聞社入社。趣味は酒と子育て。陸上部では1500メートル、5000メートルの中、長距離が専門。1500メートルのベスト記録は4分9秒6、5000メートルが16分35秒。しかし、今は全く走っておらず、マラソンを走る自信はない。175センチ、74キロ。血圧144、93(10年12月現在)
今井貴久(いまい・たかひさ)
 1971年(昭46)3月25日生まれ。東京都出身。高校時代は漕艇部、大学では硬式野球部に所属。94年日刊スポーツ新聞社入社。趣味は酒。千鳥ヶ淵のカラスが苦手。長距離走は基本的にやりたくない。174センチ、72キロ。血圧137、97(10年12月現在)。
投稿者
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ニッチ

本当にお疲れ様でした。マラソンのキツさ、辛さ 手に取るように分かってるつもりです。ただキツイ辛いからこそ、ゴール後の達成感も強く感じられたでしょう。マラソンブームとなっている今、各々色々な楽しみを見つけながらこの大会を目指した1万3000名の参加者。ゴール後様々な思い、課題などを見つけ帰路に帰ったのではないでしょうか??兄貴達の姿を見てたら僕も頑張らねば・・・と思っております。

2011年12月06日 18:07

投稿者
投稿者:
今井貴久

ニッチさん、ありがとうございます。そしてありがとうございました。

2011年12月07日 16:50

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